【機能性液晶フィルム】施工の流れを知ろう！先貼り施工・後貼り施工の違いとは？

調光フィルムの施工の流れ

調光フィルムは一般的に以下の手順で施工します。

・1．ガラス面や調光フィルムの清掃

まず行うのがガラス面や調光フィルムの清掃です。しっかりと固定するためには、接着面にゴミやほこりが入らないようにしなければなりません。中性洗剤やアルコールを使用し、ガラスやゴムワイパーなどを隅々まで清掃します。中性洗剤やアルコールは、から拭きできれいに拭き取ることがポイントになります。油やサビなどの汚れはアルコールなどを用いて落とします。また、ライナー紙側のほこりも不織布などできれいにしておくことが重要です。

・2．フィルム貼り付けに向けた下準備

調光フィルムの離型紙面の両角に養生テープを貼り付けていきます。養生テープを貼り付けておくことで後の作業効率が高まります。調光フィルムをガラス面に当てて位置の確認を行います。コーキング作業を見据えて、接着面と端面にすき間を空けて位置を決めるのがポイントです。仮固定はテープを使って貼り付けます。

・3．フィルム貼り付け

調光フィルムの離型紙を剥がしながら丁寧に貼り付けていきます。間にゴミやほこりが入らないように、スキージーを使ってゆっくり進めていくことがポイントです。ゴミや空気が接着面に入り込んでしまったら印をつけてフィルムを剥がし、セロテープなどを使って取り除きます。

・4．フィルムの貼り付け後にコントローラーへつなぐ

フィルムの貼り付けが無事に済んだら、次に行うのがコントローラーへの接続です。電極部分に関しては絶縁を行い、コントローラーに結線します。接続後、問題なく動作するかどうかを確認します。

・5．コーキング処理

電極がついている辺以外の3辺に対し、コーキング処理を行います。コーキングには種類があるため、メーカーが指定するものを使うことが重要になります。

先貼り施工・後貼り施工とは？

調光フィルターの貼り付け施工には「先貼り」と「後貼り」があります。業者へ依頼する前にそれぞれの施工方法について知ることもポイントです。

・先貼り施工

先貼り施工はガラス設置の時点でフィルムを貼り付ける方法です。配線を考慮して工事を進めるため、床や天井に納めて見た目をすっきりさせることができます。室内のデザインを考えると先貼りが理想的で、これからガラス設置も行うといった場合にもおすすめです。

・後貼り施工

後貼り施工は、もともと設置されているガラスに後から調光フィルムを貼り付ける施工方法です。配線は目隠しを使って目立たないようにします。既存のガラスに取り付けられるため、多くの方が利用できる方法です。

ケイクリエイトはスイッチ一つですりガラスが透明になるクリスタルマジックフィルムをメインとして、様々なフィルムの販売・施工を行っています。調光フィルムの施工をご検討の際はお気軽にお問い合わせください。